2024 07 16
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product history no.4

 

 

2017  みんなが食事をおいしく楽しめるようにという思いが詰まった「motte」

持ちやすい。
食べやすい。
だから、おいしい。

手が小さい子どもたち。握力が弱くなってきた高齢者。障害を持つ人。
みんなが食事をおいしく楽しめるような器ができること…

それは、とことん持ちやすく、使いやすく、食べやすくあることでした。
長年、やさしい目線でのプロダクト開発に取り組んできた3人がチームとなってつくりだしたmotteシリーズ。

 

 

 

 

〈経緯〉

伝統技術ディレクター・プランナーとして活躍する方とお会いする機会があり、人間工学をベースに開発した「e-series」に着目され、さらに利便性や機能性を追求したものを制作してみては、と提案されたのがきっかけとなりました。
専門的な知識が欠かせないこのプロダクトには、家具や生活小物などのプロダクトデザインを中心に、それに関わるコンサルや商品・企画プロデュース等も行うプロダクトデザイナー五島 史士氏(代表的プロダクト「五八PRODUCTS」「224porcelain」等)と障碍者用オーダーメイド製品、チャイルドシートや高齢者向けの椅子などをプロダクトの開発に取組んでいる株式会社シーズ代表取締役 山﨑 一雄氏が加わってくれました。

 

 

 

 

1年かけてやっとお披露目された「motte」

日常的観点と福祉的観点の間で使われる食器であって欲しいという願いから両方側で考えられるケースを想定しなければならないのが難しかった点。

五島氏は、デザインのこだわりとして、ユニバーサルであるけれど、今の自分の生活に違和感なく使えることを前提に設計。「いつでも、どこでも、だれでも、どんな風にも使える」を大切にし、いろんな人が違和感なく同じテーブルで使ってもらえる食器になったとの事。

 

 

 

 

福祉のものづくりに関してのアドバイザー的な役割を担ってくれた山﨑氏は、掬いやすい。適度な重さとテーブルとの適度な摩擦があって倒れない。
熱くない。スタックできること。どれも、どなたにとっても使いやすいポイントであり、
楽しく快適な食事をするうえで、「1回に口にもっていける量やその順序、口に運ぶリズムなども。」大切だと教えてくれました。

デザイン力と、福祉現場での実際の声を汲んだ助言で、motteを「人に近いところで寄り添えるシリーズ」にすることが出来ました。

 

 

 

 

“なじみ”を楽しむ。
色や形状などの表面的な部分はもちろん、使用していくうちに使い手に馴染む感じが魅力です。

使いやすさだけではない、美しさと緊張感。
買ってすぐに生活にスッと入り込める「普通」の食器でありながら、その背景には蓄積されたデータをもとにデザインされています。

また、優しさだけではなく凛とした緊張感があり、これまでのユニバーサルの食器にはない雰囲気を持つ食器です。

 

2017 販売開始

 

 

motte-プレート(L)
カラー:ブルー/ホワイト/イエロー/ブラウン
¥3,740(税込み)

motte-マグカップ(L)
カラー:ブルー/ホワイト/イエロー/ブラウン
¥3,080(税込み)

motte-スープマグ
カラー:ブルー/ホワイト/イエロー/ブラウン
¥3,190(税込み)

motte -プレート(S)
カラー:ブルー/ホワイト/ピンク/イエロー/ブラウン
¥1,980(税込み)

motte -マグカップ(S)
カラー:ブルー/ホワイト/ピンク
¥2,750(税込み)

すべて窯元:西山

 

 

 

 

 

長崎県・波佐見町
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